日本の消費動向の変化と影響について②

消費者動向の5つのトレンド(傾向)

 前回は、我々を取り巻く環境を軸にみていきました。今回は、前回見た現在・近い未来の環境を踏まえたうえで、今後10年間ぐらいの消費者動向の5つのトレンドを見ていきたいと思います。

トレンド1 バリュー(価値)追及

消費者な価格に見合う価値を求めはじめている。

かつての高度経済成長やバブル経済を経験した日本の消費者は、高級ブランド志向や衝動買いをする傾向が強かったが、長引く不況やIT技術の普及により、商品の価格・品質などの情報をインターネットなどの媒体を利用しながら積極的に入手し、熟慮するようになっている。ただ高いだけ、安いだけの商品は今日の消費者の期待を満たすことができず、価格や品質を重視しながら、自分にとって価値のある信頼できるブランドを選び、購入決定プロセスがより慎重で合理的になってきている。

トレンド2 草食系男子の台頭

女性的な消費が、男性に広がりつつある。

高度成長時代・バブル時代の労働文化や仕事中心の価値観を否定する男性が、昨今増加している。いわゆる草食系男子である。仕事やキャリアより、心とからだの健康を優先する意識がさらに高まる。男性が女性らいしい商品やサービスを積極的に求める。化粧品・美容品・日傘、クッキングスクールなど女性が求めるものを求めていく。

 トレンド3 人と違うパーソナリティー

皆と同じものでは満足できなくなってきた。

ブランドより個性・希少性で商品を選択するようになってきている。商品を購入するだけでなく様々なサービスを利用したり APPLE STORE・IKEA など、日本で成功している企業は刺激的で個性的な販売スペースを消費者に提供している。他では体験できないショッピングをされることによって集客や顧客満足度を高めている。

トレンド4 シルバー経済

高齢化が進展するなかで、60歳台を中心とするシルバー世代の消費活動が活発化している。高額な消費をするのも高齢者になっているようで、商品・サービス・店舗もよりシンプルで、わかりやすく、使いやすいものがとめられていく。

トレンド5 エコフレンドリー

環境を意識・配慮した消費文化が定着していく。

環境問題が叫ばれて久しいが、今後ますます環境に配慮した製品やサービスが重要になっていく。言葉を替えれば、環境を考慮したものが当たり前になっていく可能性がある。よって、差別化するのが難しくなる。

 

 以上が5つのトレンドになります。この5つのトレンドは、納得できる部分も多いと思います。環境によって消費傾向が違うのは当たり前と言えば当たり前ですが、どの客層どのようなサービスや製品を提供していくのか再考する必要があるかもしれませんね。もちろん、環境が激変すれば、また違った消費形態になるでしょうが。どうも、アンテナ高くしないとダメですね。


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